仏教婦人会
仏教婦人会は各寺院の婦人会を代表してご参加くださった皆さんが、共に学びを深めていただくことを目的としております。さらにはご自身の母体であるお寺の婦人会にその学びを持ち帰り、活性化させていただくことを願いとして活動しております。
今後の予定
2021年10月
常任委員による長浜別院報恩講加勢(22日)・五村別院報恩講加勢(30日)
2021年12月4日(土)
上山参拝/帰敬式受式を予定
五村別院(教如上人御廟所)
第3回研修会報告
今日のあなた、かがやいてますか?〜一人の尊い者として生きる〜
2021年3月27日、第2回研修が開催されました。ご講師は前回に続き有賀尚子先生(長浜教区第13組・光了寺)。会場は近江学び合いステーション(旧・近江公民館)です。
開会に先立ち、仏教婦人会総会を行いました。会長挨拶に引き続き、事務局が司会となって進行を行いました。おかげさまをもちまして、全会一致での承認を賜りました。円滑な議事運営にご協力賜り誠にありがとうございました。
総会に引き続き、有賀先生から【今日のあなた、かがやいてますか?〜一人の尊い者として生きる〜】と言うテーマに沿ってお話を賜りました。
有賀先生は冒頭にご自身のお寺でおみがきをされていた体験をお話になりました。何でも「瓔珞(阿弥陀様の両脇に掛けるお荘厳)」までおみがきされたそうです。そこでふと気づかれたのが細かい部品が寄せ集まっているお荘厳、一つ磨いただけではダメで、全部磨きたくなる。つまり、「〝かがやく〟」と言うことは一人ではできないんだな」。ということでした。はっとさせられました。
【終了後アンケートはただいま集計中です】
第2回研修会報告
お内仏を中心とした生活〜仏法僧の三宝に帰依する〜
2021年3月27日、第2回研修が開催されました。ご講師は前回に続き有賀尚子先生(長浜教区第13組・光了寺)。会場は近江学び合いステーション(旧・近江公民館)、参加人数は会員40名、住職8名の合計48名。テーマは「お内仏を中心とした生活〜仏法僧の参謀に帰依する〜」です。
前回同様、事前に役員会から提示していたテーマを会員さんに選んでもらっての開催でした。日頃興味のあるテーマが自然と選ばれることになり、良い傾向だと感じました。
〜終了後のアンケートご紹介〜
多数のご感想をお書きいただきました。全ては紹介できませんが、一部の声を要約して紹介します。多数のご感想ありがとうございました。
”どんなに良い教えも聞く人がいなければ仏教にならない”・“仏様の前では私の心をみる”・“仏様は人の内面を見ておられる”という講師の言葉が強く印象に残った。
子どもの頃より両親のおかげで毎朝自然とお内仏に手を合わせていた。改めてその大切さを教えていただきありがたかった。
きっかけがないと参れない、本当だなと痛感した。祖母が亡くなった時は毎日のようにお勤めしていたのに最近はしなくなったことを反省。
毎日お参りしているものの、近しい母を思っていた。阿弥陀様の徳を近くに感じられるようになりたい。何かを願うのではなく、静かに自身の内面を振り返られるようになりたい。
両親から仏様は私たちを見守ってくれていると教わったので、自分を助けてくれるという表現には少し抵抗があった。しかしそういう考え方もあるのだと受け止めてお参りをしてゆきたい。
正信偈の意味も考えずにいたが「清浄歓喜智慧光」、なるほどいい勉強になった。
お内仏・ご本尊、一つ一つ意味を教えていただいた。今まで意味も何も知らなかった。
義父が毎朝仏前に「朝を迎えた感謝」を、就寝前には「1日を無事に過ごせた感謝」を述べている。何十年も続けたいる。私も今日から少しずつ見習いたいと思った。
一日一回は仏様に手を合わせるようにしているが正信偈まではできていない。夫は毎晩仏様の方向に手を合わせ「南無阿弥陀仏」と称えてから寝ている。頭が下がる思い。
お内仏のことは夫に任せきり。自分は何もしていない。お内仏を大切にしているか…振り返り考える。自分自身を見直す機会をいただきありがたい。
お勤めの言葉1つ1つに意味と教えがあり、知らないことばかり。大切な人を亡くしたからこそのお導きだと思った。
普段は忙しくお内仏に手を合わせるのもしばしばで、いい加減なお勤めになっていた。花を枯らしてしまうこともよ苦ある。「私がお内仏の前にいなかったら仏法にならない」印象的だった。
3月27日が「仏壇の日」で奇しくもこのテーマ。ご縁をいただけたことがありがたい。
毎朝お勤めをして仏壇と向き合って話をしている。気落ちする時、晴れ晴れする時。色々だ。
お仏壇と呼んでいたが、お内仏をお呼びすることを初めて知った。
毎日何気なく御仏供を備え、お参りしていてお内仏をじっくり見たことがなかった。帰ったらよく見ようと思う。
講師のお話はわかりやすく、すっと私の中に入ってきた。2回目の研修会だったが、少し仏教に興味が出てきた。
第1回研修会報告
婦人会って?〜成り立ちと願い〜
密を避けての研修・感想をアンケートで寄せ合う
さる2020年12月6日、仏教婦人会第1回研修会が開催されました。研修会のご講師は有賀尚子先生(長浜教区第13組・光了寺)。会場は近江学び合いステーション(旧・近江公民館)、参加人数は会員44名、住職9名の合計53名。テーマは「婦人会って?〜成り立ちと願い〜」です。感染症対策に気を配りながらの実施でした。
このテーマについては「日頃わからないこと、疑問に思うことなどを予めこちらからいくつか提示し、当日会員さんに多数決で選んでもらってご講師にお話しいただく」という方式を採りました。また本来ならば座談会を実施したいところでしたが、密を避けるために感想文形式を採用しました。
2020年度は研修会に総会も兼ねた、遅めのスタートです。と言いますのもこの年の初めより猛威を振るい出した世界的なパンデミック・コロナウイルス感染症により、国全体が幾度も緊急事態宣言を発出する状況にあったからです。3密を避けるための会場準備から前例のないことづくめでした。
〜終了後のアンケートご紹介〜
多数のご感想をお書きいただきました。全ては紹介できませんが、一部の声を要約して紹介します。多数のご感想ありがとうございました。
順番だから、役員だからと出席していたが良いご縁をいただき感謝している。
忙しい毎日で自己中心的であった。立場が変われば見方も変わるのだなと思った。
善悪は自分の都合で決めてはいけない。他人のせいにしたり自分の物差しで見ていた。また自分を責めたりもしていた。立ち止まり考えることが必要。
異なる意見を言い合うことも大切。自分だけが正しいのではない。
聞法は聞くことに意味がある。わかったつもりにしている自分がいる。繰り返し学びたい。
何を受け取って何を伝えるか。本当にすべきことは何か?聞法で明らかにすることが大切。
婦人会の存在する意味・意義を具体例を挙げてお話しくださった。少し理解できた気がする。
僧伽としての自分の向き合い方についてもっと詳しく聞きたかった。自分を振り返りつつ過ごしていければと思う。